
縁結びで有名な出雲大社に行ってみたいけど、一人旅はハードル高いかな?

わたしの一人旅デビューは出雲大社でした♪
意外と一人でもさみしくないし、むしろ自由にお参りできて超気楽でよかったです(笑)
することはシンプルで「お参り」して「おいしいものが食べたい」ですよね?
この記事でわかること
- わたしが実際に泊まったホテル
- 知らないと損する出雲大社のまわり方
- 一人でも入りやすいオススメグルメ
- 出雲に行ったら絶対に買ってほしいお土産2つ
一人旅ができるようになると、人生超楽しくなります!
あなたも出雲大社ですてきなご縁に恵まれますように。
今回泊まったのは「ひらたメイプルホテル」
一泊二日で、メインはお参りだよ!って方にはオススメのホテルです。
玉造温泉や、松江市内での観光がしたい方には少し不便かもしれません。
価格が安い
今回(2021/11)は羽田空港から往復の航空券+ホテル代で33,800円のおひとりさま歓迎パックで行きました♪
1人なら時期にもよりますが、一泊5,000円~7,000円程度で泊まれます。
出雲大社はおひとりさま観光も多いので、1人でも気軽に泊まれますよ!
神在月のときは1年で1番人気の時期になるので、最低でも1か月前から宿と飛行機の確保はした方がいいですね。
速攻で埋まります。
アクセスがいい
- 出雲空港から車で10分
- ホテルから最寄り駅「雲州平田駅」まで徒歩10分
- 雲州平田駅から出雲市駅(出雲大社の最寄り駅)まで23分
- ホテル近辺に複数の飲食店あり
1人だし車の運転に自信がなかったので、空港からのアクセスとホテルから出雲大社までもアクセスがいいかなと思って予約しました!
注意ポイントその1:タクシー思ってたより高い
空港から車で10分とのことなので、わたしはタクシーで向かったのですが…
(電車でも空港⇔ホテルの移動はできます)
都会の10分と同じと考えないでください!
タクシー代なんと3500円くらいかかりました(笑)
信号もあまりなく、田舎だと直線距離が意外とあるみたいです…
帰りはフロントにタクシーお願いしましたが、もしかしたら時期的に(神在月だった)捕まらないかも…と言われました。
結果タクシーは来たのですが、まさかの現金払いのみで普段カード払いなので焦りました(笑)
タクシー乗る方はぜひ多めに現金持参してくださいね。
ちなみにレンタカーを借りても往復タクシー代くらいはかかります。
注意ポイントその2:電車が全然来ない
山手線の感覚で行ったらダメですよ!
全然来ないし、まわりに時間を潰す場所がないです。
かろうじて駅に待合スペースと隣にローソンがありますが、時刻表は確認して行った方がいいですね!
参考に写真撮っておいたので見ておいてください(笑)
ホテルの近くに温泉あり
ホテルから徒歩10分の場所に「いずも縁結び温泉ゆらり」という温泉があります。
どうやら宿泊者の場合、割引チケットがもらえるようなのです。
わたしが行ったときはコロナの関係もあってか、やっていませんでした(笑)
泊まった際は、せっかくなので旅の疲れを癒すのもありですね。
もちろん、お部屋のお風呂(ユニットバス)も使えます。
知らないと損する出雲大社のまわり方
せっかく出雲大社に行くなら、正しくお参りしたいですよね。
間違ってまわってしまったら、なんとなくお参りの効果も半減してしまいそうです…(笑)
わたしは電車で出雲大社へ行ったので、出雲大社の最寄り駅(出雲市駅)からのルートをご紹介します。
4つの鳥居をくぐる
出雲大社は4つの鳥居があるのをご存じですか?
なんと全て違う素材で作られているんです!

一の鳥居:宇迦(うが)橋の大鳥居
出雲大社前駅から出たら、駅を背にして左に進みます。
みなさん意外と右に(ご本殿の方面)に向かいますが、1つ目の鳥居は「駅を背にして左」です。
かなり大きいので、すぐに鳥居が目に入ると思います。
鳥居をくぐる前は必ず一礼をして、端を通りましょう。
真ん中は神様が通る道ですからね。
二の鳥居:勢溜(せいだまり)の大鳥居
一の鳥居をくぐったら、ひたすら真っすぐ進みましょう。
この鳥居は見たことがある方も多いかもしれないですね。
鳥居をくぐると、緩やかに下り坂になります。
右側に何やら行列が見えると思うので、絶対にスルーしないでください。
「はらえのやしろ」でご挨拶
右側にできている行列の正体は…
「はらえのやしろ」でのご挨拶です。
ここでお参りをすることによって、心身を清めます。
何も知らない人はスルーしがちなのですが、ここはどんなに並んでいても絶対に最初にお参りしてくださいね。
三の鳥居:松の参道の鳥居(中の鳥居)
ここは鳥居をくぐるというより、一礼して横にある道を歩きましょう。
鳥居の下を突き進んで歩いている人は見たことありません(笑)
参道の両側に大国主様の像があります。
四の鳥居:銅の鳥居
さて、いよいよ4つ目の鳥居まで来ました。
くぐる前に左側に「手水舎」があるので手と口を清めましょう。
4つ目の鳥居をくぐったら、いよいよ参拝です!
右回りでまわれば間違いなし
4つ目の鳥居をくぐったら、正面に拝殿があるのでまずはここでお参りしましょう。
出雲大社では「ニ礼四拍手一礼」がルールです。
お参りするときは「自分の住所と名前」も言いましょう!
神様もどこの誰だかわからない人のお願いは叶えられないですからね。


あとでちゃんとまわるからね!
八足門(やつあしもん)で参拝
拝殿でのお参りが終わったら、右にぐるっと回ってください。
八足門という建物(囲いのようなもの)の後ろに「ご本殿」があります。
ご本殿を見ながら参拝しましょう。
ここでも「ニ礼四拍手一礼」ですよ!
神様のお宿「十九社(じゅうくしゃ)」
八足門での参拝が終わったら、右を向いてください。
このような建物がずらーっと並んでいます。
これは神様のお宿です。
旧暦10月に全国の神々が「神在月」に、縁結びの会議をしに来るのでそのときに使うものですね。
神在祭の際には、こちらのお宿にも行列ができます。

素鵞社(そがのやしろ)
そのまま十九社を右手に進んでください。
人の行列が見えてくると思います。
ここは素鵞社(そがのやしろ)と言って大国主様の親神「スサノオノミコト」が祀られています。
「ヤマタノオロチ」を退治した神様ですね。
またあとでご紹介しますが、カンタンに言うと稲佐の浜で採ってきた砂と素鵞社(そがのやしろ)にあるお砂を交換します。
この交換したお砂を土地(自分の家のまわりとか)に撒くことによって、土地が清められご利益があると言われているんです。

本殿西遥拝場
素鵞社を右手に、まっすぐ道なりに進みます。
すると左手にひっそりと本殿西遥拝場があります。
ここは絶対にお参りしましょう。
拝殿→八足門とお参りをしましたが、実は大国主様は我々から見て正面を向いていません。
西側を向いているんですね。
大国主様から見て正面はここなんです!!!
正面からも必ずお参りしましょう。
大しめ縄 神楽殿(かぐらでん)
本殿西遥拝場を左手に真っすぐ進みます。
すると右手に十九社(神様のお宿)が見えてくるので、突き当りを右に曲がりましょう。
門を抜けて、少しだけ道路を渡ります。
するとテレビや雑誌でよく見る大しめ縄の神楽殿が見えてきます!
稲佐の浜で砂をGET
出雲大社から約1km離れたところにあります。
道なりに通りを歩くだけなので、方向音痴のわたしでも迷わず行けました!
ゆっくり歩いて片道20分くらいですかね。
神在月には、全国の神様が海を渡って出雲に来ると言われています。
その際に上陸する場所とされているのが、この稲佐の浜…!
神様の玄関口のようなものですね。
ここで採った浜の砂は、先ほどご紹介した素鵞社(そがのやしろ)へ持っていき交換することができます。
【神在月】絶対に忘れてはいけないお参り場所
(島根県出雲市大社町杵築北仮之宮2962-1)
せっかく神在月に出雲大社へ来たのなら、絶対に外せない場所があります。
みなさん意外と知らないようで、スルーしがちです。
この場所、知っていますか?
稲佐の浜へ行く途中にある建物なのですが、ここは神在月の際に神様が集まる「会議室」のようなものです。
神在月には、神様のお宿「十九社(じゅうくしゃ)」に大行列ができますが、あそこは神様の寝る場所…
実際に縁結びの話し合いをしているのは、ここなんです!
浜に行く途中にあるので、ぜひここで神様にご挨拶しましょう♪

お仕事の邪魔はしないように(笑)
ひとりでも入りやすいオススメグルメ
出雲大社の前にはお土産屋さんや出雲そばのお店が並んでいます。
出雲大社はひとりで来る女性の観光客も多いため、どこのお店も入りやすいです。
出雲そばのお店もたくさんあります。
蕎麦処八雲
大しめ縄の神楽殿を出て、道なりに進むと右側に観光センター(お土産屋さん)が見えてきます。
観光センターを過ぎてすぐ右手側にあるのが、「蕎麦処八雲」さんです!

正直パッと目に入ったお店でしたが、おいしかったです!
メニューはスマホからテーブルに置いてあるバーコードを読み取って見ることができます。
(スマホがない人はメニューを貰えます)
くつろぎ和かふぇ甘右衛門
食後はあまいものが食べたくなりますよね!(笑)
出雲大社のお土産通りにある「くつろぎ和かふぇ甘右衛門」ひと休み…
少し並んでいましたが、比較的すぐに案内していただけました。
時間によって売り切れになるメニューもあるようで、わたしはこちらをいただきました!
このモナカがとっても香ばしくていい匂いなんですよね…
抹茶の氷はよく見るとハートになっています♡
お席にはノートが置いてあるので、注文したものが届くまでの間に旅の思い出を書くのもいいかもしれません。
絶対買いたいオススメのお土産
知る人ぞ知る?!絶対に買いたいオススメのお土産を2つご紹介します。
北島國造館の「白いお守り」
出雲大社の拝殿(1番最初にお参りした場所)を右側に進むと「北島國造館」というものがあります。
ここでゲットできるのが、この白いお守り…!
一時期効果が凄すぎて売り切れていたという、一部の間で超流行っていたお守りなんです!
出雲でしか手に入らない貴重なお守り…
良縁を求めているわたしたちにピッタリではないでしょうか!
出雲かみしおの「神迎の塩」
「出雲かみしお」というお塩屋さんがあるのをご存じですか?
お塩?と思うかもしれませんが、とーっても貴重なお塩です。
稲佐の浜は、神様たちが海からやってきて上陸するよ~というお話をしました。
その稲佐の浜の海水をくみ上げて作った神聖なるお塩です…!
持ち歩くも良し、食べるもよし、お風呂に入れるもよし…
1つ持っているだけで、なんだか普通のお塩よりも清められそうですよね!
わたしは大きいサイズは友達のお土産に、小さいコルクに入ったものを自分の持ち歩き用にしています。
まとめ
出雲おんなひとり旅のプランをご紹介しました。
どうですか?
そんなにハードル高くないですよね?
お参りメインなので、御祈祷してもらったり絵馬書いたり、御朱印貰ったり…
稲佐の浜へも歩く時間があるので、結構あっという間に1日終わります!
この記事のおさらい
- お参りメインなら「ひらたメイプルホテル」
- 神在月には絶対に「会議室」へ行こう
- 出雲はおとりさまでも気軽に食事ができる
- お塩と白いお守りは自分へのお土産にオススメ
わたしも実際に出雲大社へ旅行に行ったことのある職場の先輩に教えてもらってから行きました。
特に「お塩」のお土産はすてきだな~と思っていて、教えてもらえてよかったと思ったのでみなさまにも共有です!
わたしは今年も神在祭(2022/11/3(木)~2022/11/10(木))に行こうと思っているので、ぜひ出雲でお会いしましょう(笑)!